放送大学ではスクーリングの事を面接授業と呼びます。
自分のペースで学べる放送大学の学習の中で、開催日や開催場所が決まっているのが面接授業です。
放送大学の卒業条件には、面接授業を20単位取る事が必須になっています。
面接授業の開催日について
通信制大学のスクーリングは大学の夏休みを利用して開催されるというイメージを持っていたのですが、放送大学の面接授業の開催日は、学期開始から単位認定試験までの学習期間内の土日2日間での開催が多いです。
土日開催が多いというのは、働きながら学んでいる方が多い事の配慮なのでしょう。
課外授業もある面接授業
面接授業は、全国の学習センターやサテライトスペースで開催されます。
教室で講義を受けるだけでなく、野外や他の場所で行う面接授業もあります。
2019年1学期に開催される面接授業から、面白そうなものをご紹介します。
静岡学習センターの「茶を極める」という授業では、お茶の栽培製造実習の面接授業があります。
奈良学習センターの「奈良県の万葉集を読む」という授業では、奈良市春日山東麓周辺で授業を行うそうです。
東京足立学習センターには、「作って学ぶ化粧品」という科目があります。
面接授業というと堅苦しいものばかりかなと思っていたのですが、興味をそそる科目が多いのも放送大学の面接授業の特徴です。
全国どの面接授業科目でも受講できる
面接授業は全国の学習センターやサテライトスペースで開催されますが、自分の所属している学習センター以外で開催される面接授業も受講する事ができます。
文京学習センター面接授業を受けたときに、福岡や新潟からも授業を受けに来ていました。
人気のある面接授業科目は抽選になる
面接授業では受講できる定員が決められているので、受講希望者が定員を超えた場合には抽選になります。
放送大学に確認したところ、抽選はすべてをまとめて行うので、面接授業を開催する学習センターに所属している方が有利という事はないそうです。
面接授業の科目を登録申請するときに優先順位を自分で設定しますが、すべての抽選に外れてしまう場合もあるそうです。
追加募集も確認しよう
残念な事にすべての面接授業科目が抽選にハズレて、1つも面接授業を受講できないのは悲しいです。
定員に満たなかった面接授業科目は「追加募集」がありますので、 面接授業科目を受講できるチャンスがまだ残っています。
抽選に当たっている方でも「追加募集」に登録できます。
追加募集になった面接授業科目の発表は、学期が始まってからになります。
追加募集の受付方法や日時などについては面接授業を開催する各学習センター・サテライトスペースによって異なりますので、確認してください。
抽選だけは自分の努力ではどうすることもできないので、面接授業で一番大変なのは、抽選に当たる事かもしれません。
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