錯覚の科学(’14)~2019年度第1学期に履修

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『錯覚の科学(’14)』は「錯覚」というものを科学的にとらえた科目です。

”自分が見ている世界こそが正しい”
”いつも正しく判断できる”

そのような考えを覆させられた授業でした。

楽しい錯覚・気を付けるべき錯覚

角度によって表情が違って見える
平面に描かれているのに立体的に見える

錯覚の中には楽しいものも多いです。

絵や写真が少しずつ変化するのを見つけるチェンジ・ブラインドネスも、錯覚を利用した楽しいエンターティメントです。

しかし、錯覚は楽しいとばかりいってはいられません。
錯覚を利用した悪質商法もあります。
悪質商法を行う犯人は、人の心理を利用してつけ込んでくるとはよくいいますが、人が錯覚に陥りやすいという事を気付かされました。

『錯覚の科学(’14)』で学んだことは、
”人間とは騙されやすい存在である”
ということでした。

自分の行動も錯覚が起こしたものなのか

社会心理学の授業で取り上げられていた自己正当化や認知的不協和理論、マインドコントロールなどを、錯覚という視点で捉えられていたのはとても興味深かったです。

自分の行動も錯覚が起こしたことなのかと考えると、錯覚の中で生きているのかなと思いました。

上手に生きるためにも錯覚は必要

『錯覚の科学(’14)』の授業で、抑うつ傾向者は現実主義で自分の能力を過信せず、正確にとらえる事ができるが、非抑うつ傾向者は、自己評価のほうが他者からの評価よりも高く、自分をポジティブにゆがめている、という事を学びました。

錯覚は良くないことであり正確に判断することができなくなる、と思ってしまいますが、錯覚することで上手に生きている面もあるようです。

楽しく学べた『錯覚の科学(’14)』は、錯覚は奥が深いものだと気づかされた科目でした。

トリックアートめぐりをしたくなる放送授業

『錯覚の科学(’14)』の放送授業のメディアはテレビです。

担当講師からの一方的な講義ではなく、アシスタントとの間でやり取りが行われて授業が進むので、教育番組を観ているようで楽しかったです。

トリックアートめぐりに行きたくなりました。

『錯覚の科学(’14)』は2019年度第2学期で廃止され、新規に2020年度第1学期からは『錯覚の科学(’20)』が新設されました。

担当講師の先生は同じなので、パワーアップした錯覚の科学が学べると思います。

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