精神疾患とその治療(’20)~2020年度第1学期に履修

放送大学精神疾患とその治療('20) 放送授業
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『精神疾患とその治療(’20)』は、精神疾患とはどのようなものか、どのように判断されどのように治療をするのかなど精神疾患の基本を学ぶとともに、代表的な精神疾患について学んでいく科目です。


精神疾患の診断・治療・予防を学ぶ

精神疾患は、血液検査などの病理検査では診断することはできません。

『精神疾患とその治療(’20)』では、精神疾患の診断はどのようにおこなわれているのか、またどのような診断基準で診断が下されるのか、ということについて学びます。



代表的な精神疾患について学ぶ

『精神疾患とその治療(’20)』では、精神疾患の中から統合失調症・うつ病・双極性障害・不安障害・強迫性障害・適応障害・解離性障害などについて、症状や経過、治療や援助について学びます。

印刷教材(テキスト)には症例も記載されているので、理解が深まります。



身体疾患と精神疾患の関連性を学ぶ

精神の症状を引き起こす疾患には、アルツハイマー病や脳梗塞などの中枢神経系の病気によって生じるものや、感染症や血液疾患など脳以外の身体疾患によって精神症状を引き起こすものもあります。

『精神疾患とその治療(’20)』では、身体疾患によっておこる精神疾患についても学びます。



ストレスと精神の変調を学ぶ

現代人のメンタルヘルスを考えるうえで欠かせないのがストレスです。

ストレスによって発症する精神疾患は、もはや他人事ではないとさえ思うほど身近な問題になっています。

『精神疾患とその治療(’20)』では、適応障害や急性ストレス障害、心的外傷後ストレス障害、解離性障害、転換性障害などストレスが原因とされている精神疾患について、その症状と経過、治療について学びます。



アルコールと薬物における精神疾患を学ぶ

アルコールによる心身への影響は昔から言われているものの、日本ではコミュニケーションの一つと考えられているアルコールへの認識は甘いといえます。

『精神疾患とその治療(’20)』では、アルコール依存症の症状や経過、治療や予防について学びます。
また、依存症が強いと言われている覚醒剤についても学びます。



発達障害を学ぶ

「大人の発達障害」という言葉を耳にすることも多くなり、発達障害は成長過程の子どもだけでなく、成人に達した年齢や老年期になってから気付くこともある障害です。

『精神疾患とその治療(’20)』では、発達障害の正しい概念を理解し、発達障害と診断された子どもへの対応や大人への対応や支援を学びます。



摂食障害を学ぶ

思春期・青年期の特に女性に見られることが多く、場合によっては命の危険を伴う摂食障害は、思春期・青年期の重要なメンタルケアの一つともいえます。

『精神疾患とその治療(’20)』では、摂食障害の診断基準と症状について学びます。



パーソナリティ障害を学ぶ

パーソナリティ障害は本人だけでなく周りの人を巻き込む可能性もあり、他者とコミュニケーションを築く上で弊害となる可能性があるといえます。

『精神疾患とその治療(’20)』では、パーソナリティ障害の分類について学びます。



老年期における精神疾患を学ぶ

超高齢化社会になり、認知症など主に高齢になることで発症する精神疾患が社会問題として取り上げられるようになっています。

『精神疾患とその治療(’20)』では、認知症の診断基準や、アルツハイマー型認知症やレビー小体型認知症、血管性認知症、前頭側頭型認知症などについて学びます。

その他にも、老年期になり身体の機能が低下することによる精神疾患や孤独感から発症するといわれている症状についても学びます。




精神疾患の歴史と法制度を学ぶ

精神疾患は古代ギリシャですでに知られていたそうです。

精神疾患を診る精神医学がどのような歴史をたどり、どのような法制度で対応してきたのかということについて学びます。



印刷教材と放送授業による授業

『精神疾患とその治療(’20)』は、印刷教材(テキスト)とラジオによる放送授業で進められています。



単位認定試験について

『精神疾患とその治療(’20)』は、新型コロナウイルス対策として、自宅での単位認定試験となりました。

2020年度から新たに加わった科目だったので、どのような問題が出題されるかが心配でしたが、単位認定試験の内容は、印刷教材(テキスト)と放送授業を理解していれば、それほど難易度の高い科目ではありませんでした。



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