心理学研究法(’14)~2018年度第2学期に履修

放送授業
スポンサーリンク

『心理学研究法(’14)』では、心理学研究に必要なデータ収集の方法について学びます。

心という数値で確認することができないことを数値化するための研究とデータの収集は、とても興味深かったです。


身近な手法も心理学研究法のひとつ

心理学の研究は専門の装置や難しい手法で行われていると思っていましたが、馴染みのあるアンケートも心理学研究の手法の一つだとわかり、心理学が身近なものに思えました。

アンケートに答えるときに同じような内容を複数回聞いてくることがあり、「さっき答えたはずなのに、なぜ同じような事を聞くの」と思うことが良くあるのですが、これもデータをより正確に取るための方法だとわかり納得できました。

定期的におこなっているアンケートへの回答も、『心理学研究法(’14)』を学んだ後では、なぜこのような質問をするのかという事に注目して回答するようになっていました。

アンケートをおこなっている側からは手の内を読まれているようで、迷惑な回答者かもしれません。

理論中心の内容

『心理学研究法(’14)』の講義内容は理論中心に進められているので、研究法を利用しておこなった研究例の紹介少なかったように思えました。

実際に心理学の研究をおこなう時にはどの手法が適しているのかという判断は非常に大切になるので、具体的な研究例も紹介して欲しいと思いました。

単位認定試験について

『心理学研究法(’14)』の単位認定試験は印刷教材やノートなどの持ち込みができました。
設問もわかりやすい内容でしたので、平均点は毎回高かったです。

面白かった『心理学研究法(’14)』

学習を始める前はあまり興味を持つことができない科目でしたが、勉強を進めていくにつれて、数値で表すことの難しい心理学を研究するのは面白い面も多いなと感じました。

その反面、実験者の解釈によって白いものが黒いものとしてとらえられてしまう危うさも感じました。


『心理学研究法(’14)』は2019年度第2学期で廃止になり、2020年度第1学期からは『心理学研究法(’20)』が新設されました。

科目名は同じですが、担当の先生も変わりましたので、新たな内容になっていると思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました