心理臨床の基礎(’14)~2019年度第1学期に履修

放送大学心理臨床の基礎('14) 放送授業
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『心理臨床の基礎(’14)』は、心理臨床のガイダンス的な科目です。
内容も、心理臨床の始まりからライフサイクル輪、フロイトやユング、心理アセスメントまで幅広い内容になっています。

入門書ではない『心理臨床の基礎(’14)』

科目名に「基礎」とついている『心理臨床の基礎(’14)』ですが、内容は心理臨床の入門書ではないと感じました。

『心理臨床の基礎(’14)』の単位を取得した後に印刷教材(テキスト)を読み直すと、ポイントを抑えて分かりやすく解説されているなと思いますが、最初は理解するのが難しいところが多かったです。

過去と現在、未来をつなぐライフサイクル論

今を生きていると、自分がどのように発達してきて、将来どのようになるのかなどは考えた事もありませんでした。

『心理臨床の基礎(’14)』で学ぶライフサイクル論はあまり深くまで学びませんが、それでも、”あの時はそういう状態にいたのだな”、”未来はこのような事に悩むのだな”ということを教えてくれました。

奥が深い心と脳の関係

心理学は「心」について学ぶ学問で、脳については脳科学の分野だと思っていました。
脳科学にも興味を持っていましたので、心理学でも脳について学べるのは楽しみでした。

「脳機能」の問題か、「心」の問題か、見極めるのは難しい事です。


構えて臨んだ「フロイト」と「ユング」

名前だけは知っていた「フロイト」と「ユング」ですが、”難しそう””理解できなさそう”が先に立って、最初から構えていました。

『心理臨床の基礎(’14)』で扱うのは概論なので、それがかえって分かりにくさを増しているように感じました。

”よく理解はできないけれど、そういうものなのだな”
モヤモヤとした感じが残りました。

体験したい臨床心理アセスメント

外からでは見えない心をどのように判断するのか、心理検査をするのが臨床心理アセスメントですが、『心理臨床の基礎(’14)』では質問紙法や投影法などが紹介されています。

作業検査法の「内田―クレペリン精神作業検査」は、学生時代にアルバイトの採用試験で受けました。

「内田―クレペリン精神作業検査」は、精神作業の安定度などを読み取って、意志や緊張、慣れなどを測定するものですが、なぜアルバイトの採用試験で「内田―クレペリン精神作業検査」を受けさせたのか、今更ながら聞きたくなりました。

臨床心理アセスメントには性格検査がありますが、体験して自分がどのような性格なのか、認識している自分の性格と違うのか、少し怖いですが知りたくなりました。

『心理臨床の基礎(’14)』は2019年度第2学期で廃止されました。

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