通信制大学は自分のペースで学べるのが良いのですが、一人で勉強を続けていくので孤独との戦いでもあります。
途中で挫折して卒業までたどり着けない方も多いそうです。
通信制大学で挫折してしまう理由を考えてみました。
その1.モチベーションが続かない
通信制大学で挫折する一番の理由でしょうね。
入学したての頃はモチベーションも高く、新しい事を学ぶことが楽しいです。
それがいつしか勉強することが苦痛になり、学ぶ意欲も低下する事態に陥ることもあります。
モチベーションを保つためには仲間を作ることが良いといわれていますが、そもそも通信制大学で仲間を作るのは難しい事です。
落ち込んだ時に”一緒に頑張ろうよ”と言ってくれる人を見つけるのは難しいです。
モチベーションを維持するには、他人から褒められると良いそうです。
通信制大学の放送大学に入学して半年、考えていた以上に大変で”このまま続けられるかな”と落ち込んだ時に、いつもより高いケーキをご褒美に買いました。
だれも褒めてくれないので、放送大学で学んでいる自分に対して、自分で褒めました。
その2.内容が理解できない
直接先生から講義を受ける事のできない通信制大学ならではの問題です。
ほとんどの通信制大学では勉強をサポートするために、質問箱のようなものが用意されています。
そのようなサポートを利用するのが一番良い方法なのですが、インターネットで調べるのも一つの方法です。
曖昧な理解しかできなかった事をインターネットで調べたら、とても分かりやすく説明してくださっているサイトを見つけました。
本当に感謝です。
内容が理解できないと次は進めなくなるので、理解できないことが積み重なってしまう前に解決する事が大切です。
その3.勉強時間が取れない
1日は24時間と決まっています。
勉強時間が取れない事を言い訳にはしたくないけれど、その中でどう勉強時間を作るのか、通信制大学生にとって大きな課題です。
まとまった時間が取れないのなら、隙間時間を利用して時間を作りましょう。
スマホでゲームをする時間やランチタイムなど、きっと隙間時間はあるはずです。
その4.単位認定試験が受けられない
単位を取るためには単位認定試験を受けて合格することが必要でが、その大切な単位認定試験が受けられないとなると一大事です。
単位認定試験が受けられない理由には2つあります。
1つは、単位認定試験を受ける資格がない事です。
単位認定試験の受験資格を得るためには、レポートの提出や確認テストなどに合格する事が条件になっている通信制大学が多いです。
2つ目は、単位認定試験の当日に仕事などが入り、試験を受ける事ができない事です。
通信制大学で学ぶという事は、このような事が起きるのだという事を覚悟しておいたほうが良いです。
その5.スクーリングに行けない
スクーリングは通信制大学には欠かせない授業なのですが、開催日時が決められているので、自分のペースで参加することができません。
通信制大学に入学する前にあらかじめスクーリングの開催時期や場所を調べておき、スクーリングに行けないという事がおきないように下調べをしておきます。
その6.学費が続かない
卒業までの年数が伸びれば伸びるほど学費が多くかかり、入学当初に予定していた学費では賄えなくなる事もあります。
通信制大学のホームページに書いてある卒業までの費用は、必要最小限の費用です。
旅行代金でいえば、閑散期の一番安い価格です。
学ぶ意欲はあるけれど学費が続かなくて志半ばで諦めなければならないような事態を避けるためにも、学費は多めに用意しておいた方が良いです。
その7.周囲の理解を得られない
勉強時間を作ることやスクーリングに行くこと、単位認定試験に行くことや学費を払う事など、家族や会社の上司・先輩の理解なしでは難しいです。
”なんで通信制大学に行くの?”
”そんな暇があったらもっと仕事して!”
”こんなに費用がかかるなんてもったいない”
このような言葉を投げかけられたら、挫折してしまいますよね。
理解者を一人でも多く作っておくのも挫折しない方法の1つです。
通信制大学で学ぶことは、挫折との戦いなのかもしれません。
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